バステトライフデザイン研究所のブログ

秋田市にある占い研究所です。鑑定は直営店の占いハウス「クレセント☆スター」で行っています。また2017年より秋田県赤十字血液センター献血ルームサポーター企業としてボランティアで占いの提供をさせて頂いております。各種ご相談・鑑定依頼はメールやお電話でお申し込み下さい。☆ホームページ☆http://bastetldlab.wix.com/bastet

自然と魔女の神々

魔女にとっての神々については「神様と女神様について」で書きましたが、そこで書いた頭に角を生やした男性神とその隣にいる女神こそが我々に「叡智」と「法」とを与えた者だと考えられています。魔女の中にはWiccan(1950年に英国のガードナーが始めた新しい魔女)のような「全ての神は1人の神であり、全ての女神は1人の女神である」という疑似一神教とでもいうような考え方もありますが、私たちは

「神格(各々の神様や女神様個々のこと)は一つの神格の色々な姿ではなく、すべての神格は独立した別個の神格である」

と理解しています。

さて、魔女はよく自然崇拝だと言われますが、こうした神々を崇める魔女は日本の神道のように山そのもの、川そのもの等をご神体として崇めたり、自然そのものを崇拝するというわけではありません。魔女は月や太陽、山や川などの自然の背後に神性があると考えています。その上で、全ての動植物、石、山、海、川などと共存し、自然に溶け込んで生きているのです。魔女の占いや魔法に自然が深くかかわっているものが多いのもこうした魔女の考え方からなのです。魔女が占いの時や魔法のスペルに天然の材料で作ったインセンスやオイルを使うのもこうした考え方からなのです。

霊に憑りつかれやすい人、そうでない人

霊に憑りつかれやすい人、というのは確かに存在します。これは病気になりやすい人とそうでない人、というのに似ています。

学校や会社など、同じ場所で同じことをしていても風邪を引きやすい人とそうでない人がいます。それと同じで憑りつかれやすい人とそうでない人がいるのです。

風邪の場合ですと、基礎体力や体質、栄養状態などや手洗いうがいなどの予報措置をこまめにとっているかどうかなどで引きやすさが決まってきます。霊に憑りつかれやすいかどうか、というのも同じように考えることができます。例えば霊的体力が乏しい人(霊的体力についてはまた他の機会に細かく書こうと思います。今は霊が近づいてきても跳ね返せる体力のようなもの、と考えてください)や、生まれつきの霊媒体質(意識無意識関係なく霊を吸い寄せやすい体質のこと。代々霊感が強い人などが多いです)のような悪霊を引き寄せやすい体質の人、霊を引き寄せやすいエネルギーを無意識に出している人(陰気な性格、人を妬んだり羨んだりすることが多い人等。細かい説明はまた別の機会で細かく書きます)などが憑りつかれやすい人です。

逆に憑りつかれにくい人は強いオーラを持っていて、霊をはねつけるエネルギーを持っている人です。生まれつきの人も多いですが、そうした強いエネルギーは生き方や訓練などでも身につきます。

ただし、憑りつかれにくい体質の人でも安心はできません。例えば、心霊スポット巡り等、わざわざ自分から霊的に危険な所に行ったりすれば、いくら憑りつかれにくい体質でも安全ではありません。

20年以上前の話ですが、婚約者、後輩、友人等自分の周りの人が次々と事故死、殺人事件の被害者等という形で5年の間に次々と亡くなってしまったという人がいました。話を聞いてみると最初に身近な人が亡くなった事件の3か月前に心霊スポット巡りをして悪霊に憑りつかれていたのが原因でした。

憑りつかれた場所まで行き悪霊を祓うと(実はこの時私の助手が殺されそうになるなど色々と大変でしたが)それからはその人の周りで死人が出ることは無くなりました。その人は特に憑りつかれやすい体質ではありませんでしたが、このように心霊スポット巡りのようなことをすれば、このようなたちの悪い悪霊に憑りつかれてしまうこともあるのです。

うまく行く人、うまく行かない人

色々な相談者の方のお話を伺っているといつも思うのは同じような問題で、同じようなアドヴァイスをしてもうまく行く人とうまく行かない人がいるという事です。そういうと個々人のケースの違いだろうと思われるかもしれませんが、そうでもありません。

たとえば、素直な人ほどうまく行きやすい、という人もいますがそれは何かただの決めつけのような気がします。素直な人100人と素直でない人100人を比較、などというデータを取ったらどうなんでしょうね?おもしろそうですね。でも、素直な人と素直でない人、と分けるのもそれはそれでまた難しそうですね。

また前向きで行動的な人ならうまく行きやすい、という話もネットではよく見かけます。でもそれも怪しいと思います。大体、そういうことを言っている(書いている)人は(実際にどうか、自称なのかは別として)自分が前向きだという人が圧倒的です。これは文章を読んでいると申し訳ないとは思いますが自己暗示をかけているようにしか思えないものも結構多いようです。

そう考えていくと、やはりこれらは「うまく行く人とうまく行かない人の決定的な違い」にはならない気がします。そこで、うまく行く人に共通するものを一つづつ拾い出していけば、

 「うまく行く人になるマニュアル」

 ができるかもしれない、と思いました。

そこで、このブログで「うまく行く人に共通するもの」を不定期に取り上げて行こうと思います。

 

何か嫌な感じがする時

ある場所に行った時などに何か嫌な感じがすることがあります。

感覚で言えば、寒い時にいきなり暖かい家から出てゾクっとした時のような感じです。ただ、どちらかというと体の内側からゾクっとする感じです。特に二の腕などを中心に上半身で感じることが多いです(そうでない場合ももちろんあります)。

こうした場合、気のせいの場合も多いですし、その場の雰囲気でそういう感じがすることも割とあります。

しかし、本当に危険な場合ももちろんあります。大体人間というのは強弱の差はあってもなんとなくそうした霊的に悪い場所などに行った気に程度の差はあっても「何か」は感じます。そういう意味では霊感が全くない人というのはいません。だからそうやって「何かが存在する」ことは察知できるのです。ですから何度も同じところで同じような嫌な感じがする場合

ただ、ある程度以上の霊感があって専門の訓練を受けたことがない普通の人には安全か危険か判断できないので、下手に何かしようとしないで、すぐにその場を離れてください。

特に「私は霊感などがないからわからない」と思っている人ほど、知らずにそういう危険な場所に引き付けられていく傾向があるのでそういう人は余計注意が必要です。

しかし、それが仕事などでどうしても行かなければいけない場所だったり、自宅の一角などということもあります。その場合は自分で判断しないでぜひご相談ください。

「盛り塩をすればいい」「お香を焚けばいい」などという無責任なアドバイスがネットにはよくありますが、ああいうものはほとんど役に立ちません。特に盛り塩などは全く効果がないと思ってよいと思います。時々「盛り塩で効果があった」という人もいますがほとんどは誤解です。盛り塩をしたことで安心して危険を感じる感覚が鈍くなって「大丈夫な気がしているだけ」というのがほとんどです。私は今までそうした霊的に危険な場所を数万件見てきていますが、少なくてもそうした経験の中で効果があった事例を一度も見たことがありません。

まとめると、

①何か嫌な感じがする場所は気のせいであることも多いけれど、悪霊などがいる可能性もある
②同じ場所で何度も嫌な感じがしたらそれは悪霊などがいる可能性が高い
③そういう場面に出くわした時はともかくその場を離れる
④その場にどうしても行かなければならない時は盛り塩などの迷信に頼らず私たちのような専門家に相談する

となります。ちなみにそうした相談は私たちはメールでもお受けしています。メールでも直接でも相談は無料でお受けしていますのでともかく不安がある時はご相談ください。

 

神様と女神様について

魔女の占いは神様や女神様からのお応え(メッセージ)だということについては「魔女の占い」でお話ししました。では、魔女の言う神様や女神様というのはどういう方々なのでしょう。

魔女のいう神様や女神様は全ての神々の中で最も古い神々だと言われています。どのくらい古いかははっきりとわかっていませんが、BC.36,000くらいまでは記録をさかのぼることができるようです。

魔女に伝えられている話によれば、人間が神々と共に暮らしていて、神々(以降特に断りがない場合は女神も含みます)の叡智によって導かれていたとされています。そして神々から与えられた知恵を当時の人々は口伝で女性を中心に伝えて行ったと言われています。

こうした神々は歴史の教科書に出てくるBC.3000くらいの遺跡、モヘンジョ・ダロハラッパー、インダス川流域等の旧石器時代の人々が、聖なる洞窟に壁画として残した神々につながっている神々だとされています。こうしてみると随分長い間、人間と神々は共に暮らしていた時代があったのだな、と私は初めてその話を聞いたときに思いました。

さて、古代の神々は中心となる男性神と女神に象徴される神々をとりまく多くの神々の世界として世界中のあらゆる地域で神話として残されています。日本神話もやはり(時代によって主役が変わりはするものの)主となる男性神と女神を中心に多くの神々が様々なドラマを繰り広げています。

魔女にとっての神々も同じように狩猟をつかさどる頭に角を持った男性神と豊穣をつかさどる女神を中心とした多くの神々です。こうした神々が魔女に今でも色々なスペル(確実性の高いおまじないみたいなもの)や占いの答え等を与えてくれているのです。

 

今回は魔女の考える神々についてでした。

駅ナカ占い in ALVE その2  チケットとポスターです!

先週末にポスターと割引チケットの一部が印刷所から届いたので、さっそく昨年ポスター掲示をして下さったり、チケットを店頭に置いて下さったりと応援して下さったお店にご挨拶とお願いに伺いました。

ありがたいことに、2日間で刷り上がってきたチケットの全部を引き受けて頂きました。皆様、本当にありがとうございます。明後日追加のチケットが届くことになっています。できるだけ多くの方にお役にたてて頂きたいと思っていますので、また更に色々な所にお願いに伺おうと思っています。

f:id:bastet-ld-lab:20170524111759j:plain

▲ポスターです。

 

f:id:bastet-ld-lab:20170524111804j:plain

▲チケットです。

 

町中などでお見かけの時はぜひよろしくお願いします。

魔女の占い

魔女といえば人それぞれ色々なイメージがあるでしょう。

私たちのいう魔女は伝統的なウイッチクラフトです。

伝統的なウイッチクラフトとはヨーロッパの古代の魔女の伝統を引き継いでいる人達の事です。そしてそれはキリスト教より古い宗教の司祭たちだったのです。日本でも卑弥呼などまじないや占いで国を治めていた人がいましたが、古代のウイッチクラフトの実践者は自分で国を治めたりはしませんでしたが、神や女神に祈り、時の支配者にアドバイスをしたり、村人の相談役、医者、薬剤師などなくてはならない仕事をしていた人たちなのです。男性神唯一神を崇めるキリスト教などの一神教は自分たちより古い神や女神を悪魔と呼び、古代の神々を信仰する人たちを悪魔に使える魔女、とし貶めたのです。

さて、魔女というと女性のイメージが強いですが、それは日本だけの話。日本にWitch という言葉が輸入されたとき、その言葉を伝えたキリスト教宣教師たちが「悪魔に使える見にくい老婆」という解説をしたのでWitchという言葉に本来はなかった女性の意味がつけ加えられ「魔女」となったのです。ですから実際のWitchには当然男性もいます。

魔女の話はまたいずれ詳しく何回かに分けてお話ししますが、こうした古い魔女たちは狩猟や耕作などについてのお祭りを執り行ったり、祈りを捧げたりしていました。古代の社会では狩りで獲物が足りなかった場合、耕作で不作の場合は文字通り死を意味します。食べ物が足りなくなって冬を越すことができなくなるからです。ですから、魔女の祈りや占いというものは大げさでなく村人の命を預かっていたのですから命がけでしたし、正確なものでした。

私たちの占いはこうした魔女の占いの伝統を引き継いでいます。
タロット占いや占星術などに加えて、トランプ占いなどを実際の占いで取り入れているのもその伝統の証です。今、プロの占い師でもトランプ占いがきちんとできる人は殆どいませんし、出ている本も子供が簡単にできるようなお遊びレベルの占いしか書かれていません。

しかし、長い魔女狩りの時代に魔女だとばれないように占うには「これは遊び道具ですよ」と誤魔化せるトランプ占いや水晶球の代わりに使う大釜などが魔女にとってはメインの占い道具だったのです。

こうした実際に存在する魔女の占いを私たちは提供しています。
機会がございましたらぜひ体験してみてください。