バステトライフデザイン研究所のブログ

秋田市にある占い研究所です。鑑定は直営店の占いハウス「クレセント☆スター」で行っています。また2017年より秋田県赤十字血液センター献血ルームサポーター企業としてボランティアで占いの提供をさせて頂いております。各種ご相談・鑑定依頼はメールやお電話でお申し込み下さい。☆ホームページ☆http://bastetldlab.wix.com/bastet

魔女の占い

魔女といえば人それぞれ色々なイメージがあるでしょう。

私たちのいう魔女は伝統的なウイッチクラフトです。

伝統的なウイッチクラフトとはヨーロッパの古代の魔女の伝統を引き継いでいる人達の事です。そしてそれはキリスト教より古い宗教の司祭たちだったのです。日本でも卑弥呼などまじないや占いで国を治めていた人がいましたが、古代のウイッチクラフトの実践者は自分で国を治めたりはしませんでしたが、神や女神に祈り、時の支配者にアドバイスをしたり、村人の相談役、医者、薬剤師などなくてはならない仕事をしていた人たちなのです。男性神唯一神を崇めるキリスト教などの一神教は自分たちより古い神や女神を悪魔と呼び、古代の神々を信仰する人たちを悪魔に使える魔女、とし貶めたのです。

さて、魔女というと女性のイメージが強いですが、それは日本だけの話。日本にWitch という言葉が輸入されたとき、その言葉を伝えたキリスト教宣教師たちが「悪魔に使える見にくい老婆」という解説をしたのでWitchという言葉に本来はなかった女性の意味がつけ加えられ「魔女」となったのです。ですから実際のWitchには当然男性もいます。

魔女の話はまたいずれ詳しく何回かに分けてお話ししますが、こうした古い魔女たちは狩猟や耕作などについてのお祭りを執り行ったり、祈りを捧げたりしていました。古代の社会では狩りで獲物が足りなかった場合、耕作で不作の場合は文字通り死を意味します。食べ物が足りなくなって冬を越すことができなくなるからです。ですから、魔女の祈りや占いというものは大げさでなく村人の命を預かっていたのですから命がけでしたし、正確なものでした。

私たちの占いはこうした魔女の占いの伝統を引き継いでいます。
タロット占いや占星術などに加えて、トランプ占いなどを実際の占いで取り入れているのもその伝統の証です。今、プロの占い師でもトランプ占いがきちんとできる人は殆どいませんし、出ている本も子供が簡単にできるようなお遊びレベルの占いしか書かれていません。

しかし、長い魔女狩りの時代に魔女だとばれないように占うには「これは遊び道具ですよ」と誤魔化せるトランプ占いや水晶球の代わりに使う大釜などが魔女にとってはメインの占い道具だったのです。

こうした実際に存在する魔女の占いを私たちは提供しています。
機会がございましたらぜひ体験してみてください。