バステトライフデザイン研究所

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毒舌商売

商売で赤字が慢性化している人の相談というのもよくうけます。先日もそういう方からのご相談がありました。相談の内容は他者を攻撃して目立つ方法での営業戦略はどうか?という相談でした。たしかに人の悪口等を遠慮なく言う事で人気を得る、という方法があります。毒舌芸人が受けるのと同じようなイメージ戦略です。

昔から、時々お店の営業や商売の客引きなどでそういう方法を取っている所をみかけます。賛否両論ありますが、これはたしかにある程度は効果がある方法です。また、本人も売れない商売を振っている人から段々といっぱしの批評家になった気分がして楽しくなってきます。

大量の客は引けなくても、自分は本物をわかっているという感じの少数の固定客を作れたりします。カルトな客が増えていくわけです。もちろん、そんなに大量に固定客ができるわけではないのですが一応商売が維持できる程度には儲かるようになります。

また、綺麗ごとは抜きにして営業戦略として考えても博打になります。

と、言うのもそういう営業を続けていれば、最初は良いとしても段々と運が落ちてきて大抵赤字を抱えて潰れることになるからです。

ただ、問題はうまく行った場合です。潰れずに客の運を吸い取って営業している吸血鬼のような商売になります。でも自分さえ儲かればよい、自分がいい気分になるならどうでもよい、という考えならそれもありです。ただ、そういう商売は大きくはなりません。

客の立場で考えた時、人を悪く言う人の所に行くと運が下がるのも事実。何かにはまると楽しくなるので、一時的によくなった気がすることも多いのですが、結局は運気を下げてしまいます。まぁ、運気を吸い取られに通うわけですから当然と言えば当然です。

結論としては、そういう商売をやっていればどちらにしても人間性は落ちていくし、まともな顧客は寄り付かなくなります。そうすると大きく伸びる可能性は無くなるよ。だからやめようね、という話をしました。「やっぱりだめですよね」と苦笑いしながら納得してくれました。

もちろん、その後「ではどうするか?」というアドバイスもさせて頂きました。喜んで帰ってくださったのでよかったです。でも、人間窮すると楽な方に逃げようという誘惑が忍び寄ってきます。そういう誘惑を拒絶できる人が良い商売を長く続けて行けるのでしょうね。