バステトライフデザイン研究所のブログ

秋田市にある占い研究所です。鑑定は直営店の占いハウス「クレセント☆スター」で行っています。また2017年より秋田県赤十字血液センター献血ルームサポーター企業としてボランティアで占いの提供をさせて頂いております。各種ご相談・鑑定依頼はメールやお電話でお申し込み下さい。☆ホームページ☆http://bastetldlab.wix.com/bastet

魔女と占い

魔女は占いをします。
と、いきなり当たり前の話から始めましたが、今回は魔女にとっての「占いの目的」について書いてみたいと思います。

魔女が占いをする時は大きく3種類の目的があります。

1つ目は未来予知です。
未来予知というとなんか難しそうですが、一番一般の人がイメージしている占いのことです。先のことを知ったり、今抱えている問題の解決法を占ったり、あるいはどんな方法があって、各々の方法を取った時にどんな結果に各々なるのかなどです。ちょっと未来、という感じはしませんが恋愛で気になる相手の気持ちを占うなどというのもこのカテゴリーの目的にになります。英語ではこうした占いの事とを「fortune-telling(フォーテュンテリング)」よんでいます。これにもう少しお告げ的なものが加わると「divination(ディビネーション)」と呼びます。

2つ目は神託です。
神託は神様(女神様)からのお告げを受けるものです。これは具体的な問題や日常的なものについての答えではなく、むしろ人生全体に関することや人生全体に影響を及ぼす可能性がある難問解決のために、人間が判断できないレベルでの答えにつながるヒントや答えを神のお告げとして受け取るものです。英語では「Oracle(オラクル)」と呼ばれます。

3つ目は魔法や占いの確認です。
魔女は占いなどで問題解決のアドバイスなどをしますが、その後順調に進んているかどうかの確認や必要ならその上での追加のアドバイスを診たりします。また、ここからが特に魔女ならではの占いなのですが、占いの結果魔法を使った解決方法を使った場合、その魔法が上手く働いているかどうかの確認を診るためにも占いを使います。そして、その結果より効果的に魔法が働くような方法を診たりします。

占い、と一言で言っても、魔女にとってはこのようにさまざまな目的があるのです。

 

今週のお題「もしも魔法が使えたら」

今週のお題「もしも魔法が使えたら」

と、いうのがブログの記事を書く画面にすると上の方に出てきます。クリックしてみたら、

 

「子どものころ、「魔法使い」にあこがれたことはありませんか?

今週のお題は「もしも魔法が使えたら」です。

「空を飛びたい」「動物と話せるようになりたい」「過去に戻りたい」など、妄想は自由! 魔法を使ってやりたいことを教えてください。たくさんの投稿、お待ちしております。」


と、出てきました。

でも、考えてみると私たちの所では日々「魔法」を扱っているわけですし、うちの職員の中には小学校の子供に親の職業を答える授業で「魔法使いです!」といわれた経験のある人もいます。その後の授業参観がとても行きにくかったそそうです。

 

でも、魔法はやはり技術なのだな、と思うことはこういう仕事をしているとよくあります。例えば、私たちの所にはよく困った方がいらっしゃいます。私たちの仕事はそうした人たちに占いや、それに基づいたりしたアドバイスや現実的なアドバイスを含めて解決へのお手伝いをさせて頂く、というのが基本です。大抵は本人が努力できる余地がまだあったり、それに気が付いていなかったりということが多いので、まづそこを切り口に解決へのお手伝いをすることが多いです。

ところが、ご本人も努力はしっかりされていて、たしかに人ができることは全部尽くしている、という人がそれでも解決できなくて相談に来られることもあります。

そうした場合は占いなどで確認をした後に魔法を手段としてお勧めすることがあります。

こうした場合、相談者は当然ですが魔法なんて未経験です。それでも、こちらがお教えした通りにきちんと行っていただくと奇跡のようなことが起こって解決するということはよくあります。もちろん、魔法は100%の保証があるものではありません。しかし、実際の例を豊富に見ている私たちの感覚では、きちんと行った場合60~70%位は上手く行き10%くらいが何か変化があり(そこから次につなげることができる場合が多いです)、残り20~30%が変化なし、というように感じます。

「もしも魔法が使えたら」

今回のお題に便乗して書いてみましたが、これからこの「魔法」についての現実的な話をしていくのも面白そうだな、と思いました。

 

6月のイベント

6月は秋田拠点センターALVE(アルヴェ)でのイベントがいくつか予定されています。

駅ナカ占い in ALVE 第3回
おかげさまで無事最終日を迎えることができました。

続いて・・・

☆第6回アルヴェフリーマーケット出店
6月11日(日) (ALVEきらめき広場)
10:00~15:00
・占いと雑貨などを出品します。

☆【無料講座】魔女のハーブ講座第1回
6月16日(金) (ALVE洋室)
18:30~20:30
・ハーブを使った魔女の護符の作り方や護符などの基本的な知識などのワークショップです。
・テーマは恋愛、仕事、人間関係等、毎回色々変わります。
・テキストプリント等は無料ですが、材料費が300~500円程度の実費で必要なこともあります。実習見学の場合は材料費0です。

☆【無料講座】魔女のハーブ講座第2回

6月30日(金)(ALVE洋室)
18:30~20:30
(同上)


以上、6月はトータル8日間ALVEでイベントを行っています。
前半の駅ナカ占いは今日までですが、残りもぜひお近くにお越しの際はお立ち寄りください。

駅ナカ占い in ALVE 1日目開催しています

本日よりはじまりました駅ナカ占い in ALVE、開始よりお客様が次々といらっしゃっています。

ありがとうございます。

竿灯祭りの練習をされている方々が私のブースのすぐわきで頑張っておられます。
去年も思いましたが、あれはとてもカッコいいです。
祭りの前にこれをマジかで見られるのはなんか得をした気分です。

 

占いは統計学?

カードで占っていると、当然私たちはカードに出ている通りに答えを読み取ってクライアントにお伝えします。至極当然のことです。

ところがその答えが気に入らなかったときに「他の占い師は違うことをみんな言っている。占いなんて統計なんだからみんな同じになるはずだ。自分は同じ問題を10人以上の占い師に聞いてみんな同じだった。だからその答えはおかしい」などと言われる人も時々います。

そもそも同じ問題をそんな沢山の占い師に聞いているなら私に聞く必要はないと思うのですが、そういう人って間隔を置いて現れるリピーターさんだったりもします。つまり、前回の占いで私だけが悪い結果を占いでだし、前回も同じように言われた覚えがあるのでこちらとしてもよく覚えています。そして前回は「10人くらいに聞いてあなただけ違う」と勝手に起こって電話を途中で叩き切っていましたが、その後の話を聞いていると私だけが当たっていたみたいでした。たぶん、その人の心理からすると「前回悪い結果を見通した私にも今回はいいことを言って欲しかった」のだと思います。それでまた私だけが悪い結果をお話ししたので頭に来てしまったのでしょう。

しかし、私は悪い結果が出ることも(当然ですが)あるということもお話していますし、悪い結果の時はどうやってその悪い結果を良い結果に変えるかの対策も読み取ります、という話を毎回最初にしています。前回もそうでしたが、今回も対策を読む前に電話を切られてしまいました。これが対面占いなら話を打ち切ろうとしてもとりあえず対策までお話しできます。でも電話だとそうはいきません。そして対策を聞かないで終わってしまったらそれは悪い結果になっても当たり前です。これが電話で占う場合の難しさなんだろうな、とも思います。閑話休題

でも、そういう方に限って

「耳触りのいいことを言ってもらったうえで当てて欲しい」

という無茶な希望をお持ちの方が多いのです。だから、多数決のような話で暗に「いいことを言え」と何度も主張してくるのです。だから、カード占いも統計だ、だから同じになるはずだ、と言いたいのでしょう。まぁ、気持ちはわかります。努力もしないで常にいい結果が約束されていて、それを待っていればよい、そんないい話があれば私も自分にぜひそういう運命が来て楽をさせてくれればいいな、と思います。しかし、残念ながらほとんどの人の人生はそんな調子よくはいきません。

さて、こういう話のついでなので「占いは統計学的なものか?」という話をしておこうと思います。これはエスであり、ノーです。

サイコロ占い、タロットやトランプなどのカード占い、水晶球占いなどはそこに出たものを読み取っていき、時には霊感や直観も重要になることもあります。これらの占いは何がどう出るかはやってみなければわかりません。こうした占いに統計などが入り込む余地は全くありません

ところが、西洋占星術、易学等はその道のプロフェッショナルがみなさん一様に仰るのは「これは直感などが入り込む余地がない」という事です。そしてある易学の重鎮の方は「私の易学は完全に統計の学問だ」と言い切っておられました。こうした占いは統計学的なものなのだと思います。

こうして占いには統計学的なものとそうでないものに分かれます。そういう占いの大きな種類を知った上で占ってもらうのも占いを上手に利用する方法なのかもしれませんね。

トリプルガデス【Triple Goddess】

女神(大母神)は「少女」「母親」および「老婆」の3つの姿持っていると考えられています。これを「女神の三相」もしくは「三重の女神」(Triple Goddess)と呼びます。

1つ目の相(姿)は「メイデン(maiden:乙女)」です。これは「少女の相」でもあります。この相の象徴は上弦の月で、生命の若さ、生命の継続、自己充足、春などを象徴します。また、彼女を表現する色は白、ピンク、黄色、パステルカラーなどです。

2つ目の相は「マザー(mother:母)」です。この相の象徴は満月で、養育、出産、豊穣、熟成、生命の誕生、夏などを象徴します。彼女を表現する色は血液の色の、および生命力と肥沃さを表現する緑色です。

3つ目の相は「クローン(crone:老婆)」です。この相の象徴は下弦の月で、死と再生、叡智、イニシエーション、神秘、冬、夜、閉経などを象徴します。彼女の色は黒く暗いあるいは灰色です。

神についても同じように「若者」「父」「老賢者」の三相があることはいうまでもありません。これについてはまた別の機会に書きたいと思います。